TB-NEWS(社内報) 2017年11月号

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社長からのひと言

前期からの取り組みで、「目標終業時間の設定」を全部署で毎朝行っています。基本は各部署でその日の業務の終業時間を共有する事で、部署員全員が同じ目標時間に向かって協力し努力します。ひとつの部署が全員一緒に終業するためには、必ず業務の振り分けや助け合いが必要になります。その中で目標時間を達成するために、いろいろな知恵が生まれ改善活動が進んでくると考えています。

要するに、目標時間を達成するために何をするのかがとても大切です。それが、多能工につながったり、遅れる作業の原因追及であったりします。そして、毎日何時に作業が終わるかわからない状態で仕事をしているよりも、『今日は17時で終わりましょう_』とコミットメントする方が、働くモチベーションは高く維持できると考えています。

会社として目指すのは『短時間労働でも高収入』です。残業が減ることによって一時的には皆さんの給与は減るかもしれませんが、無駄の無い強い会社だからこそ、安定した昇給や賞与が実現できます。10 年20 年先を見据えた長期的な取り組みが、結果として喜びあえる会社づくりにつながっていくと思います。

溶接ロボットの導入

9月22日(金)に、第一製造部に溶接ロボットが導入されました。現在は、1本脚(DXマッサージベッド等に使用する脚部)を溶接しています。この1本脚の溶接は、第一製造部の部署員が手作業で溶接すると、5台分(20本)を溶接するのに12分かかっていました。しかし、溶接ロボットで同じ本数を溶接するようになり、5分で仕上がるように改善されました。7分の時間短縮は、現場にとって大きな時間短縮になります。1本脚の溶接が少ない日でも1日に20台分(80本)を溶接するので、1日に換算すると約30分の時間短縮になります。出荷台数が多くなればなるほど1日の作業時間も短縮され、その時間で別の作業を行うことが出来ます。

また、手作業で溶接した1本脚よりもより綺麗に溶接され、高品質な製品をお客様にお届け出来るようになりました。私も取材の為に溶接ロボットを見学してきましたが、ロボットとはいえ、人間の腕と同様に関節がたくさんあり、私たちと同じような動きで溶接している姿を見て、何とも言えない感動を覚えました。社員の皆さんも、部署考課等で第三工場に行く事があれば、是非溶接ロボットを見学されることをお勧めします。ちなみに画像に写っている丸い台は、第一製造部課長と開発部で打合せをしながら溶接ロボットの動きに合うように製作された当社オリジナルの台です。溶接ロボットもすごいですが、オリジナルの台もすごいでしょ!!

日頃から、販売店様に喜んでもらえるように、特注製品を製作している当社だからこそ出来る完全オリジナル製品です。事務所でいると、直接製品に携わることがないので、今回取材に行き改めて当社のすばらしさを実感することができました。

部署考課について

今月は『部署考課』について紹介します。部署考課とは、『部署考課表』という専用シートを用いて、社長を含む監査員に内部監査をされた部署が自部署以外の部署を見回り、出来るだけ公平な評価になるように工夫された判定内容に基づいて評価をしていくものです。考課される内容は大きく分けて『元気で明るい大きな声』・『整理・整頓・清掃』・『職務』の3 項目です。

まず『元気で明るい大きな声』ですが、当社ではお客様にはもちろん、社員どうしでも元気で明るい大きな声で挨拶することを徹底しています。新入社員の皆さんは最初、恥ずかしくて小さな声で挨拶してくれますが、先輩や上司にアドバイスをもらいながら少しずつ元気で明るい大きな声で挨拶してくれるようになります。声を大事にしている理由の一つに、元気で明るい大きな声で挨拶することで、元気な社員が生まれ、その社員がいることで元気な会社が生まれ、その社員が作る製品が良い製品になり、結果、お客様に喜ばれる製品が生まれて、喜びあえる会社づくりにつながるという考えがあるからです。

その次は『整理・整頓・清掃』です。単純で簡単な事だと思われますが、なかなか奥が深いです。自分だけのルールではなく、会社(組織)で決められたルールで整理・整頓・清掃をしなければなりません。自分ではきちんと整理したつもりでも、会社のルールでいうと整理出来ていないと判定されることがあり、どこが駄目なのかを話し合い、改善していきます。そうすることで、無駄な作業が無くなり、時間短縮につながると考えています。

最後は、『職務』です。与えられた仕事を迅速に遂行しているか、部署内で改善活動を進めているか、工具や設備を大切に利用できているか等を判定されます。考課点は3項目15点が満点となり15点から減点方式で評価されます。先月紹介しました人事考課表に、上記の部署考課も加算された合計点で、賞与の査定率を算出されます。社員の皆さんは、少しでも良い評価をもらえるように、日々改善・努力をしていきましょう!!