TB-NEWS(社内報) 2018年01月号
画像をクリックしてください。TB-NEWS(社内報)01月号をご覧いただけます。(PDFファイル)
忘年会
12/7(金)に忘年会を開催しました。豪華な料理を食べながら、ソニー生命保険株式会社西澤様プロデュースによる催し物を見せていただきました。恒例のビンゴ大会も開催し、どちらも非常に盛り上がりました。ビンゴ大会では、たくさんの景品が当たった人もいるようです。強運の持ち主ですね!!そして今年は、大勢の永年勤続優良従業員がおり、還暦のお祝いもあったので、受彰者がたくさんいて、とても華やかな忘年会になりました。
事務所喫煙スペース
12 月19 日(火)事務所側の喫煙スペースに、サイドパネル付きのカーポートが設置されました。これで、ショールームに来られたお客様に対しても見栄えがよくなり、また、雨もしのげるようになりました。今後、事務所側の喫煙スペースで休憩をされる方は、カーポート内で喫煙するようにしてください。
そして、注意事項が一点あります。今の時期、暗くなるのが早いため、今まで無かったカーポートの柱・サイドパネルに衝突しないように気を付けてください。蓄光テープ等を貼付け、通路としての安全面も考えていますので、それまでは十分に気を付けて通るようにして下さい。個人的な感想ですが、1 回はぶつかる自信があります!! そうならないために、早急に対応していきます。
社長からのひと言
会社の責務のひとつとして、皆さんが安全で快適に働ける環境(職場)をつくることです。しかし、実際はいろんな人の集まりで安全や快適に対する価値観も人それぞれです。パナソニックの創業者である松下幸之助さんは『嫌な職場こそいい職場』と言われましたが、嫌なことからも学べることがたくさんあるそうです。楽な職場や心地よい職場が理想だとは思いますが、辛くて嫌なことを経験することは、自分たちの成長を高めることができる良い機会にもなります。
厳しい環境でも考え方次第でポジティブにプラスに捉えることが大切だと感じます。勿論、労働基準法に基づいた正しい環境を提供することは、会社としての義務でもあり当然のことです。今年も残念ながら数件の事故やケガが発生しましたが、安全で快適な環境を実現するためには、皆さんの協力が不可欠です。『一に安全、二に品質、三に効率性』の順序を忘れずに、来年も皆さんで事故やケガのない環境を目指しましょう_
品質管理室より
現状各部門では、生産性を意識しているため品質意識がかなり低下していると感じています。本来しないといけない工程を飛ばしたり、工程の作業を雑にしたり、検査作業を疎かにしているように感じます。実際に、クレームも増加傾向になっています。会社側からの指示で生産性を高めることはとても重要なことです。しかし、食い違いを起こしているのかもしれませんが、品質を維持(担保)したうえで生産性を高めることが課題です。製造工程及び検査工程を見直し、品質を維持しつつ生産性を高める努力が必要ですが、クレームが増えていたら逆効果です。生産性が上がると利益は上がり直近の利益に影響しますが、クレームによって信頼が低下すると将来の売上に影響を及ぼします。どちらも大切なことですが、やはり品質を優先しないといけません。
実際に、様々な会社では色々な努力をしており、ヒューマンエラーを防止するためのポカヨケや仕組みを改善するなどして品質を担保できるようにしています。しかし、ポカヨケや仕組みを運用するのは人間です。意識が低ければそのポカヨケや仕組みを活用せずに作業をする人もでてきます。それによって、クレームや事故が発生します。それは、作業員が時間を意識しすぎて、本来の作業品質が低下してしまった結果だと思います。その他にも、環境も品質に影響を及ぼします。5Sはもちろんのことですが、わからないことがあれば聴ける環境であるかどうか、そして、周りをよく見てあげられる社員達の気配りも関係しています。その環境を作り上げていくのは先輩社員達であると言うことです。今後は、生産性だけにとらわれず、皆で品質意識を高めて、良い作業環境を作ることが重要と感じます。そして、先輩社員達は後輩社員をよく見て、指導していかなくてはいけません。また、今後は障害者の雇用もしないといけない会社規模になっていますので、通常の社員よりも、よく聴いて、見て、指導していかないといけません。
最近の品質情報としまして、神戸製鋼のアルミ製品のデータ改ざん事件や日産自動車の無資格の従業員が新車製造の最終検査に関わっていた問題などがニュースになりましたが、当社も何か問題があった場合には、ニュースに取り上げられる規模になっていると言う自覚を持ち、行動しないといけません。特に神戸製鋼はひどかったのでもう少し付け加えますが、11 月10 日、再発防止策に関する報告書を公表する記者会見の場で、品質データ改ざんの原因についてこう述べた。経営陣が重視したのは、端的に言えば「儲けているか」だけ。それ以外は軽視していたということ。ようするに、生産性だけを重要事項とし、それ以外は注意していなかったということ。神戸製鋼は今までにも不祥事があり、煤煙データの改ざんや市議会議員選挙や県議会選挙で違法な寄付をしたこと等があげられており、今までにも黄色信号が点滅していましたが、結果何も変わっていなかったということです。今回のデータ改ざん事件によって、「メイド・イン・ジャパンの評価を根底からくずす」問題に発展しています。
現状、当社でも黄色信号は色々なところで点滅しています。この様な品質問題があれば社会的問題に発展し、信頼が無くなり売上に影響を及ぼします。当社が販売している製品は、医療機器を含め、患者様の生命に関わる製品に携わっていますので、溶接忘れやボルトの締め忘れなどは致命的なクレームになります。今、黄色信号の内に品質の見直しを行い、そのような事態にならないためにも各個人個人で品質意識を高め、皆で協力しながら、日々の改善改革を行い、品質向上をしていかないといけません。これらを簡潔にまとめますと、品質を維持しつつ、生産性を高めるために作業方法や検査方法の見直しを行い、短時間の仕事で高品質なものを作り、そして、お客様にお届けすることで、おのずと会社の社訓にも近づきます。
『平成30年は、会社の方針を忖度して活動することで、安全、品質、生産性の飛躍に繋がると考えます。』
編集後記
2017 年も残すところわずかとなりました。当社の冬季休業日は12/29(金)〜 1/4(木)迄となっております。年末年始、家族で出かけられる機会が多くなるかと思いますが、くれぐれも事故などをおこさないよう、また体調を崩さないように注意してください。1/5(金)の仕事初めの日は、全社員が元気な姿で出社できるようにしましょう!!