愛犬からの手紙
第三製造部 奥村 稔
このスタッフブログに度々登場した我が家の愛犬は、15年4ヶ月で虹の橋へと旅立ちました。
中型犬では長生きできた方ですが、もう少し一緒に過ごしたかったと思います。
旅立ちの2週間後、我が家に一通の手紙が届きました。差出人の住所は無く、
愛犬の名前だけが書かれていました。
便箋には15年間の感謝の気持ちと、愛犬がこう思ってくれてたら嬉しいなという事が
たくさん記されていて、自然と涙が込み上げてきました。
改めて封筒を確認すると、犬好きの伯母が住む地域の消印が押されていました。
伯母は我が家の愛犬をとても可愛がってくれ、コロナ禍でもいつも会いたがって
くれていました。訃報を聞いた時もとても悲しんでいたそうです。
自身もたくさんの犬を育て、別れの悲しみを知る伯母が気遣ってくれたのでしょうか。
愛犬が旅の途中で伯母の所に寄り道したのでしょうか。いつの日か愛犬と再会した時に、
この手紙の事を聞いてみようと思います。