第三製造部で製作したゲージ
第三製造部 船井 博史
第三製造部ではレザー張りをする人が、8人います。その一日の作業の中では、
いろいろな製品があり、製品によっていろいろなゲージを使用しています。
そのゲージを紹介していこうと思います。
一つ目は一日の中で一番多く使用するホスピタルチェアー・オーバルチェアーのゲージです。
これは縫製の継ぎ目をオニメとオニメの間の中心にあわせるゲージです。
今までは自分達の目視だけで中心に合わせてレザーを被せていたのですが、品質向上の為に、
レザー張りをする人がみんなで考えました。
このゲージはゲージ部分にオニメの穴を4箇所あけ、その穴をベニヤのオニメ穴に合わせ、
合わせた中心に切り込みがあるので、切り込み部分に印を入れるようにしています。
そうする事で、縫製の継ぎ目を中心に合わせる事が出来、その印に継ぎ目を合わせて、
レザーを被せ、タッカー打ちが出来ます。
このゲージを製作したことで、その一つの製品の品質がよくなりました。
他の製品も品質がよくなるように第三製造部社員でゲージを考えていこうと思っています。