儚き運命

第三製造部 草竹 志郎

 

まだまだ肌寒いと思っている間にもう3月も終わり、通勤途中の桜の小さな枝にも
いつの間にか花が咲いていました。一斉に咲き、舞い散るその儚さに惹かれる人も
多いと思います。

しかしもう一つ桜には儚いお話があります。それは日本の桜の8割がソメイヨシノで、
その全てが自分では子孫を残す事ができないという事です。

なぜかというと、人が観賞用に生み出した人工的な品種の為、全てがクローンだという事、
それゆえ人の力を借りないと(挿し木など)増えないそうです。
美しさの裏にあるそんな儚さに日本人は惹かれるのかもしれません。

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