レインボー

第二製造部 文野

嵐のような天候の後、姿を現しました。

9月の頃の残業時でした。心身共に曇天の如く澱みきっていた中での
光明がまさにあの窓の外より見えし七色の架け橋でした。

私の疲弊しきった眼球の奥底にまで届く彩りは癒しの源となり、
疲労回復、滋養強壮…それから仕事の進捗は言わずもがなということになりました。

そう、それはレインボー、虹のアーチを見たのです。
私たちが縫製に携わっているレザーや生地の数々も多くのカラーで、
その虹以上に色鮮やかに輝きを放っています。