スカイツリーと東京タワーの高さの秘密

開発部 山岡 敏次

今、話題のスカイツリーが注目されています。
高さは634m。昔、『むさしの国』と呼ばれていたので、この高さになりました。
これは皆さんご存知のことと思います。

東京タワーに目を向けると、333m。 実にゾロ目で素晴らしい。
この高さにもいわれがあって、関東一円へ電波を飛ばすには、308m以上の高さが
必要であった。その頃、世界一の高さ320mを誇っていたパリのエッフェル塔を
超える電波塔を作ろうということで、東京タワー構想がまとめられた。

そして、国を挙げての突貫工事で日本の平和のシンボル東京タワーが
1958年(昭和33年)ついに開業。当初の計画では380mの設計だったらしいが、
耐震構造と資金不足によって計画通りにはならなかった。
しかし、308m以上のタワーが必要であり、エッフェル塔を超える高さが
必要であった。333mという高さは、偶然のことらしい。

東京タワーのミステリー

7月31日耐震補強工事が行われている。建設以来、初めて付け替えられた
上部アンテナ支柱の中から”謎の野球ボール”が発見された事がわかった。
地上306mの高さにある支柱内で、半世紀以上を過ごしたと見られる
古い軟式ボールが、一説には、54年前の作業員が記念に入れたのか、
又は地上に保管されている時に、子供達が遊んでいる時にボールが飛び込んだのか?
関係者らは、真夏のミステリーに首をひねっている。
ちなみに、このお盆休暇にツリー&タワーを見学の予定。