日常のお手入れ方法

STEP1

柔らかい清潔なウエス(布)で乾拭きしてください。

STEP2

清潔な水やぬるま湯を含ませたウエスで水拭きした後、水分が残らないように乾拭きしてください。

STEP3

清潔なぬるま湯で薄めた中性洗剤や、市販のレザー専用クリーナー、メディクリーナー、除菌ケアシートで拭き取ってください。その後水拭きをし、水分が残らないように乾拭きしてください。

 

油性ボールペン汚れの落とし方

油性ボールペン汚れが付着した場合は、できるだけ早く対処してください。時間経過とともに取れなくなります。※水性ボールペン汚れは下記いずれのクリーナーでも、ある程度取れる結果が出ております。

検証方法:油性ボールペンで5cmの線を引き、30分後と1日経過後で汚れの取れ方を確認。
使用レザー:
当社オリジナルビニルレザー
ライトグリーン(10×10cm)
耐アルコール及び耐次亜塩素酸機能・
抗菌機能・防汚機能・難燃機能・
RoHS対応

消毒用エタノール(他社製品)

付着後すぐであればほぼ取れます。1日経過後では、ほとんどわからない程度まで取れますが、時間経過とともに取れなくなります。
※色落ちする可能性がありますので、目立たない場所で試してからご使用ください。

クレンジングオイル(他社製品)

付着後すぐであればほぼ取れます。1日経過後では、うっすらと跡が残る程度まで取れますが、時間経過とともに取れなくなります。

ハンドジェル(他社製品)

付着後すぐであればほぼ取れます。1日経過後では、うっすらと跡が残る程度まで取れますが、時間経過とともに取れなくなります。

ハンドソープ(他社製品)

付着後すぐであればほぼ取れますが、時間経過とともに取れなくなります。

革靴用クリーナー(他社製品)

付着後すぐであればほぼ取れますが、時間経過とともに取れなくなります。

除光液(他社製品)

汚れを綿棒にうつすようにする事で、ある程度の汚れは取れます。レザー表面の艶が無くなりますので、どうしても汚れを取りたい場合のみご使用ください。

メラミンスポンジ(他社製品)

水分を含ませてこする事で、ある程度の汚れは取れます。レザー色が薄くなりレザー表面の艶が無くなりますので、どうしても汚れを取りたい場合のみご使用ください。

その他のクリーナー

下記のクリーナーは、付着後すぐであればある程度の汚れは取れます。参考にしてください。

食器用洗剤(他社製品)

付着後すぐであればある程度取れますが、時間経過とともに取れなくなります。

除菌ケアシート(当社製品)

付着後すぐであればほぼ取れますが、時間経過とともに取れなくなります。

セスキ炭酸ソーダ(他社製品)

付着後すぐであればほぼ取れますが、時間経過とともに取れなくなります。

メディクリーナー(当社製品)

付着後すぐであればある程度取れますが、時間経過とともに取れなくなります。

重曹クリーナー(他社製品)

付着後すぐであればある程度取れますが、時間経過とともに取れなくなります。

 

お取り扱い上の注意

異材との接触に注意してください

可塑剤(レザーの風合いを決める材料)の移行により下記のような不具合が生じることがあります。異質な素材が接触しないようご注意ください。

  • 本皮やジーンズ等の染料を使用している異質の素材と接触させると、色移りが生じることがあります。また、本皮側の表面に粘着が生じることがあります。
  • 塩ビ製品・スチロール製品・ABS樹脂・木材塗装面など異材樹脂製品と接触させると可塑剤の移行により表面ツヤ変化や硬化が生じる一方、別の塩ビ製品・異材樹脂製品にも表面ツヤ変化、ヒビ割れ、及び変形が生じることがあります。
  • 新聞紙や印刷物を接触させると色移りが生じることがあります。
  • 粘着テープを貼ると、表面ツヤ変化や粘着が生じることがあります。

溶剤類との接触に注意してください

ベンジン・アルコール等の溶剤を接触させると、レザーの表面が融けて可塑剤の溶出や化学物質の吸収により、表面ツヤ変化・硬化や軟化が生じることがあります。

表面清浄時に注意してください

溶剤の他、漂白剤を使用しないでください。漂白剤を使用すると、ツヤ変化や色変が生じることがあります。表面清浄用にはうすめた中性洗剤等をご使用ください。

高温物との接触に注意してください

塩化ビニルレザーをアイロン掛けしたり、ストーブ等の過度な熱源のそばに置かれると、表面ツヤ変化・絞変化表面粘着・変形・変色が生じることがあります。

耐アルコール加工についての注意事項

弊社オリジナルレザーは、表面に耐アルコール加工を施しており、一般的なレザーと比較するとレザーの劣化を抑えることが可能です。但し、永久的な効果ではありませんのでご注意ください。
※アルコールの消毒は可能ですが、経年劣化及び日々のお手入れ回数により、耐アルコール加工の効果が落ちます。