体験してわかること
開発部 郭原 如世
2ヶ月ほど前の事ですが、虫垂炎で入院・手術をしました。
大変だったのが『点滴』。24時間点滴をつけたままの状態が1週間ほど続き、
着替えるのもひと苦労でした(^_^;)
特に不便だったのが、トイレなどへの移動。
最初は手すりの無い普通の点滴スタンドだったので、車輪が上手く回ってくれず。
なかなか真っ直ぐ進めないのとお腹の痛みとでイライライライラ…。
見かねた看護師さんが、取っ手付きの点滴台を用意して下さったのですが使ってみてビックリ!
取っ手が1個付いているだけでこんなに違うのかと思うほど、動きが滑らかで使いやすい!
実際に使ってみないと分からない事もあるのだなと、痛感しました。
復帰後、新製品の『TB-1313 点滴スタンドS』のリーフレット原稿を作っていた時
「取っ手が無いと使いづらいんじゃないか」という声があがりました。
私も不便を経験した直後だったので、大いに共感(*^_^*)
「それなら、後付けできるグリップを作ろう!」と話が盛り上がり…!
柔らかく、握りやすい素材を採用した『TB-1320 点滴グリップ』が誕生しました。
体験してみて、はじめて分かる事もある。
あながち、今回の入院もムダでは無かったなと、しみじみ思う今日この頃です。